2025年5月期通期決算は、売上高21,504百万円(計画比102%)、営業利益293百万円(同140%)、経常利益231百万円(同165%)、親会社株主に帰属する当期純利益は87百万円(同218%)で着地。売上高は、SOKUYAKU・医薬品 D2C事業の安定推移に加え、ライブコマース事業を始めとしたヘルスケアマーケティングサービスの伸長により計画比プラスで着地。利益については、ウェルヴィーナス社のPPA確定により無形資産償却額は膨らむも、EBITDA改善により営業利益以下全ての段階損益が2四半期連続で上方修正となり、最終利益も計画の2倍以上を確保した。セグメント別では、メディカルケアセールス事業は売上高5,735百万円(計画比102%)で着地。SOKUYAKU利用者が前期比で200%超を達成しSOKUYAKUベネフィットの導入企業も順調に増加した。医薬品D2Cは広告効率を重視しつつも、防風通聖散・防已黄耆湯錠SX等の生漢煎®シリーズの漢方の売上が好調に推移した。
ヘルスケアセールス事業は、売上高6,082百万円(計画比95%)。グループ全体での健康食品・化粧品分野の商品ラインナップ拡充・販売が進捗。定期顧客の積み重ねにより、来期以降も売上・EBITDAともに伸長させていく方針。
ヘルスケアマーケティング事業は、売上高9,686百万円(計画比108%)で着地。ライブコマース事業が計画以上に伸長し、DMマーケティング、物流業務などのBPOサービスも売上に寄与した。2026年5月期に向けては、2024年5月期を先行投資、2025年5月期を足場固めとそれぞれ位置付け、2026年5月期については、投資×回収の両輪経営を実行する期と定義。前期比+17%の積極的な広告投資をしつつも、EBITDAについても前期比+13%の両面拡大を狙い、売上高23,600百万円(前期比+10%)を計画している。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

2934

業種

食料品

事業内容

オンライン診療・服薬指導・薬の配送プラットフォーム「SOKUYAKU」、健康食品・医薬品・化粧品のD2C事業などを手掛ける。

RELATED MOVIES