2023年12月期決算は、売上高5,771百万円(予算達成率93.9%)、営業損益357百万円(予算達成率83.3%)、経常利益355百万円(予算達成率83.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益222百万円(予算達成率83.8%)で着地。

売上高の増減要因分析として、第1の矢(雑誌販売事業)について、連結全体の売上の60%弱を占める当社の基幹事業で、近年では配送等の出版社からの請負事業の比率が増加傾向であったが、今年度は休刊の影響により、配送請負事業が減少。第2の矢(デジタル取次事業)について、読み放題サービスへの取次を中心に連結全体の売上の35%超まで堅調に伸長。第3の矢(購読者データ活用/新規事業)について、ECを中心に連結全体の売上の5%程度。今期、不採算事業の撤退を行ったため売上は大幅減となったが、黒字化に目途。

2024年12月期 業績予想としては、2023年12月期と同程度の着地を見込む。2025年12月期以降の「雑誌出版事業」→「趣味嗜好のデパート」化への道筋をつけ、成熟市場である雑誌市場/雑誌関連事業の依存を下げるための施策の加速を目指す。その他の詳細について、佐藤CFO自らが語る。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

3138

業種

小売業

事業内容

自社サイトで雑誌の定期購読あっせんサービスを運営。出版社の販売支援も。
・定期購読誌を中心とした雑誌の販売業務
・定期購読誌の梱包・配送業務
・定期購読者の顧客管理業務
・定期購読に関するカスタマーサポート業務
・定期購読全般のコンサルティング業務