2022年12月期 第3四半期は、売上高159億円、税前利益55億円、当期純利益38億円で着地。東京都内のオフィスビルに対する需要は引き続き強く、順調に進捗。将来の成長基盤となる物件の積み上げにも注力していく。

事業別実績として、コーポレートファンディング事業では、不動産投資売上は物件売却時期を見極め、3Qの売却は1件に留めたものの、利益率は高い水準を確保。4Qは既に決済済案件があり、商談が進んでいる案件もあるので増収を期待。不動産賃貸売上は物件取得は順調であるものの、当社がコントロール可能なリスクである空室率の高い物件を仕入れたため、賃貸売上は前年同期比減少。アセットマネジメント事業では、当初予定より案件獲得が先行し、AUM(受託資産残高)は約760億円 。クラウドファンディング事業では、金融機関が積極的な融資姿勢を見せており、貸付型案件は予算よりビハインドしているものの、年間予算に近づけるべく相談案件を積み上げている。
トピックスとして、①7月に「ネストホテル東京半蔵門」を取得し、インバウンド需要取り込みを企図。②第2号エクイティ型案件の償還完了。確定投資利回りは当初想定投資利回り4.6%を上回る10.4%となった。③3年連続「JPX日経中小型株指数」構成銘柄に選定など。詳細について川畑取締役CFOが語る。

 

上場市場

プライム市場

銘柄コード

3482

業種

不動産業

事業内容

東京の中規模オフィスビル投資。不動産特化型クラウドファンディングサービス(OwnersBook)も展開。

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