2024年6月期通期業績は売上高12,613百万円(前年比▲1.4%)、営業利益2,387百万円(前年比+2.9%)、経常利益2,395百万円(前年比+4.6%)、親会社当期純利益1,567百万円(前年比+5.7%)で着地し、前年比微減収、5%経常増益となった。減収は2018年の上場来初。通信増収基調に変化はないものの、非通信では不動産減が影響。経常利益率は19.0%と上場来最高となり、利益重視方針が結実した。期初想定比ではホームユースの競争過熱から、若干未達となった。

セグメント別には、これまでの布石効果が発現してきたビジネスユース事業の伸長が顕著。ホームユース事業もストック案件の増加から堅調を持続。他方、非通信では不動産事業が売却案件の減少により大幅な減収減益。

将来を見据え、構内インフラ・インテグレーター(OPIIer)化に向けて体質転換に着手。次なる成長ステージに耐え得る収益体質構築と戦略展開を準備。ゴールは一人当たり営業利益の水準を引上げることのできる収益体質の確保。事業拡大効果と併せ、2027年6月期には一人当たり営業利益を5割程度向上を目指している。

その他事業戦略や詳細について、猪又代表が自ら語る。

上場市場

プライム市場

銘柄コード

9450

業種

情報・通信業

事業内容

商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開。通信機器の製造・販売も。

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