2025年6月期第1四半期業績は売上高3,054百万円(前年比+7.1%)、営業利益463百万円(前年比▲11.8%)、経常利益458百万円(前年比▲16.4%)、親会社当期純利益310百万円(前年比▲16.3%)で着地し、前年比7%増収、16%経常減益となった。売上面ではホームユースの堅調に加え、ビジネスユースの好調が継続。

損益面ではホームユース機器の提供方法に従来の貸与に加えて売切も採用したことが影響。売切では原価一括計上となるために原価率が上昇し、経常利益率は15.0%に低下した。売切方式採用の狙いはバランスシートの膨張抑制。将来のストック収入利益率を重視。ビジネスユースの好調は注力する構内通信インフラサービスが牽引。特に、ターゲット領域の1つに設定する医療・介護分野が伸長した。

通期見通しは従来想定を据置き、14%増収、9%経常増益を予想。通信関連ではビジネスユースの売上急伸に加え、非通信領域でも再生エネルギーなどの売上開始が増収を牽引。損益的には経常利益率を若干保守的に見込むも、再び2ケタ増益を視野に入れている。セグメント別には、ホームユース堅調、ビジネスユース好調、非通信が急拡大といった展開。いずれも過去最高を揃って更新の見通し。体質強化に向けて本社コスト増を見込むも、増収効果で吸収を想定している。

その他事業戦略や詳細について、濱渦専務執行役員が語る。

上場市場

プライム市場

銘柄コード

9450

業種

情報・通信業

事業内容

商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開。通信機器の製造・販売も。

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