2025年6月期第2四半期業績は売上高6,556百万円(前年比+12.9%)、営業利益979百万円(前年比▲10.9%)、経常利益969百万円(前年比▲13.2%)、親会社当期純利益654百万円(前年比▲10.5%)で着地した。2025/6期2Qは前年比13%増収、13%経常減益。ホームユース機器の売切方式採用も影響し、経常利益率は14.8%に低下。売上面では、不動産売上の計上に加え、ビジネスユースも機器販売や観光向けが伸長。ホームユースもストック案件を中心に堅調を維持している。損益面では、機器売切方式採用からホームユース事業で原価比率が上昇。ビジネスユースも(顧客である法人予算の影響から)好採算案件の計上は閑散期。

2025/6期連結決算見通しに関しては、2025/6期見通しは従来想定を据置き、14%増収、9%経常増益を予想。いずれも過去最高を揃って更新の見通し。通期見通しに対する2Q時点での進捗率は売上で45%、経常利益では4割未満。ただし、下期(3Q・4Q)はホームユースで新築案件の売上集中や賃貸住宅繁忙期となる他、ビジネスユースも年度末・始の顧客法人で予算が執行されやすい時期に相当。下期の案件集中期待もあり、現時点の進捗率はほぼ想定の範囲内と認識している。

上場市場

プライム市場

銘柄コード

9450

業種

情報・通信業

事業内容

商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開。通信機器の製造・販売も。

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