2024年6月期 第1四半期の業績は売上高2,852百万円(前年比+10.1%)、営業利益525百万円(前年比+9.3%)、経常利益548百万円(前年比+14.1%)、当期純利益370百万円(前年比+9.9%)で着地。経常利益率も0.7pp改善し、前期からさらに増収増益を確保した。成長は引続きホームユース事業が牽引し、既築・新築案件いずれも順調である。一方、注力分野であるビジネスユース事業は大型案件期ズレもあり、売上はほぼ横ばい。ただし、大規模施設増や値上げ浸透により利益率は上昇した。

2024/6期連結決算見通しとしては、通期想定は据置きとし7%増収10%経常増益を想定。前期からは成長ピッチ減速となるが、これは案件端境期となる不動産事業の影響。通信事業は16%増収と、前期程度の高水準の成長を維持を予想している。セグメント別には新築案件の貢献するホームユースが好調を持続し、ビジネスユースも人流回復に伴う商業施設・観光施設向けにフロー収入の拡大を追求。リードタイムの遅れを取り戻し、今期は最も高い成長を目指す。

上場市場

プライム市場

銘柄コード

9450

業種

情報・通信業

事業内容

商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開。通信機器の製造・販売も。

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