卸売事業・衛生コンサルティング事業の利益は前年比増へ

2023年9月期 第1四半期決算は売上高463,109千円、営業利益△71,242千円、経常利益△70,467千円、親会社株主に帰属する当期純利益△72,018千円で着地。卸売事業はインバウンドの復活で売上が伸長傾向、衛生コンサルティング事業は売上が前年対比プラスとなった一方、通販事業・リテール事業は、新規顧客の獲得に苦戦したことで売上が伸び悩んだ。

今期よりセグメントを変更。これまでのブランド毎のセグメントから販売から、販売スタイル事のセグメントとして「通販事業」「卸売事業」「リテール事業」「衛生コンサルティング事業」へ変更した。セグメント別の取り組みについて、通販事業は昨年度より安定的な利益体質の改善を実現。卸売事業は取り扱いアイテムを拡大すること・海外への販路拡大を、リテール事業は店舗運営の効率化と、新コンセプト店舗の新たな顧客層の拡大を目指す。衛生コンサルティング事業は「ＢＡＣＴＥＳＴＥＲ（バクテスター）」の販売、「セカイタク～Japan Foodies Choice」参画によるコンサルティング事業を拡大中。

また2022年2月公表中期経営計画の進捗について、2023年1月1日に株式会社Cureの吸収合併が完了し、2023年1月13日に株式会社ｉｉｙと株式交換・子会社化。これにより、販売チャネルを多様化・意思決定の迅速化・グループ全体での売上
拡大及び黒字化を図る。