2024年3月期通期は、売上高7,504百万円(前年同期比+3.3%)、EBITDA1,317百万円(前年同比企+13.9%)、営業利益1,037百万円(前年同期比+10.8%)、経常利益1006百万円(前年同期比+9.5%)、当期純利益631百万円(前年同期比+16.3%)で着地。売上は、期初想定していた大型プロジェクトは下期に全て売上計上。一方、別顧客にて「顧客側の業績不調」等により、下期実施予定の複数プロジェクトが全社単位で年度内凍結となった事象が数社発生した。次年度への期ズレが発生したことによるものである。EBITDAにおいては、計画比105.4%を達成。3か年中計の最終年度想定であった13億円台に2年目で到達した。

事業領域別売上においては、経営幹部・ミドル領域は、25年03期への期ズレの影響(億円規模)を受け、大手顧客市場は横ばい。ファーストキャリア領域は、若手社員向けトレーニングプログラムの需要(育つ側)のみならず、社員育成を管理する顧客企業人事部(育てる側)に対する育成体系の構築・コンサルティング需要が活況、グループ業績を牽引した。ヒューマンストラテジーズ領域では、M&AによりQ4より四半期分計上となった。

2025年3月期通期業績見通しは、売上高8,008 百万円、EBITDA1,406百万円、営業利益1,100百万円、経常利益1,074百万円、当期純利益720百万円を目指す。今後、決算発表毎に翌四半期末の連結業績イメージを捕捉し、説明精度を担保する方針。

その他、2025年3月期以降の中長期経営方針等、詳細について執行役員企業戦略担当の春名氏が語る。

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

7367

業種

サービス業

事業内容

企業変革の実行を支援する組織開発や人材開発のコンサルティングを手掛ける。

RELATED MOVIES