2024年3月期 第1四半期は、売上高1,527百万円(前年同期比+3.9%)、EBITDA 242百万円(前年同期比-4.4%)、営業利益192百万円(前年同期比-4.1%)、経常利益182百万円(前年同期比-7.0%)、当期純利益103百万円(前年同期比-7.7%)で着地。各事業の中でもQ1が最繁忙期であるファーストキャリア領域が連結業績を牽引し、+3.9%の増収。他事業 はQ1はスロースタートだが、Q3以降に開始する大型プロジェクトの受注が着実に決まり始めており、通期 業績達成の蓋然性が高まり、次四半期以降の利益成長の準備が整ったといえる四半期となった。採用人員の大幅な前倒し確保に成功。上期(23.09末)時点の連結人員数185名見込み、早い段階で年間目標 (187名)に肉迫。前年比減益の各段階利益は、採用コストを中心とした前向きな投資によるもの。

事業領域別の内訳として、経営幹部・ミドル領域では、準大手顧客市場は1社当たりの単価が弱く、開拓する社数を優先して確保していく方針。準大手市場のビハインドは複数の大型プロジェクトをQ3以降に予定する大手顧客市場の牽引に より、充分吸収できる見込み。ファーストキャリア領域(若手ビジネスパーソン向け)では、研修のオフライン回帰の顧客側要望もあり、 需要旺盛。大型案件受注が年間通じて確定しており、期初想定していた10%ジャスト台を更に上回る売上成長も視野に今後展開できる体制を構築できている。

営業費用推移及び今後の見通しとして、前Qにて予告通り、シニア層からメンバー層までの給与テーブル/見直し・賃上げを実施。顧客企業のあらゆるニーズに精通し新規取引に対応しうるフロント人員の採用を前倒しにて実施。その結果、採用コスト・人件費が増加。株式報酬費用の計上や社内人材・組織に対する強化を目的とした当社人的資本への積極投資を引き続き見込む。

 

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

7367

業種

サービス業

事業内容

企業変革の実行を支援する組織開発や人材開発のコンサルティングを手掛ける。