組織づくりと力強い利益成長を両立、EPS成長30%を見込む

2023年3月期 通期は、売上高7,265百万円(前年同期比+12.3%)、EBITDA1,156百万円(前年同期比+22.3%)、営業利益936百万円(前年同期比+28.4%)、経常利益919百万円(前年同期比+31.9%)、当期純利益542百万円(前年同期比+45.3%)で着地。連結四半期売上高ではQ4期間の過去最高売上を更新した。人材採用体制の強化に加え、2023年3月期の下期にかけては受注管理を担う基幹システム周辺の業務フローの再定義/DX推進面を中心に計画通り投資した。

サービス別では、人材開発・組織開発事業が複数の外部プロフェッショナルタレントと共同で顧客と伴走するパートナーシップ型のビジネスモデルが、昨今複雑性を増す大企業の個社固有の経営課題と相性がよく、持続的競争優位性が発揮されやすい事業環境となった。ファーストキャリア事業（若手ビジネスパーソン領域）においても、計画していた事業売上10億円超を達成し、若手ビジネスパーソン領域における中途採用強化がセルム同様に実を結び、質の高いサービス提供体制を構築できている。

2024年3月期 通期業績予想について、シニア層からメンバー層までの給与テーブル見直し/賃上げ、有償SOの条件達成に伴う株式報酬費用計上など、人材・組織強化面の投資に着手する予定。競争力のある組織づくりと力強い利益成長を両立させ、EPSは前年同期比30%成長となる見通し。