国内の事業承継及びM&Aが順調に推移
米国では損害保険及び生命保険の順調な増収等により営業収益は8.5%増加

2023年12月期 第2四半期決算は、営業収益1,684百万円（前期比+8.5%）、営業利益32百万円、経常利益31百万円、当期純利益20百万円で着地。国内では事業承継及びM&Aが順調に推移。合流する保険募集人を「保険代理店支援プラットフォーム」を通じて支援する組織体制・運営体制の強化を先行して行ったことにより、営業利益並びに当期純利益は前年同期比で減少。また、2Qは累計22件の事業承継及びM&Aを行い、お客様の数は、法人が12,287社、個人が128,568人に増加した。海外事業では、新規保険獲得件数の増加、既存法人顧客の売上拡大に伴う保険料の増加、既存法人顧客・個人顧客へのクロスセル等により、営業収益、利益共に大幅に増加。ビッグモーター社や損害保険会社各社の不祥事件(疑義案件を含む)は、当社事業及び業績に影響はなし。

直近のトピックとして、顧客課題に対するソリューション拡充のため、金融商品仲介業への参入を検討開始したことを発表。中長期の成長イメージとして、「保険プラスαを提供するハイブリッドアドバイザー」となることを掲げている当社は、金融商品仲介業への参入を通じて、商品・サービスの多様化を進めることで、更なる価値創出を目指す。

2023年12月期は、引き続き保険会社との更なる関係強化を図りながら、損害保険のマーケット拡大に向けた中小代理店のM&A及び事業承継の推進に取り組む方針。また、保険診断アプリ「ほけチョイス」の活用による損害保険から生命保険へのクロスセルの促進、他業種のマーケットホルダーとの積極的な業務提携の推進により、新たなマーケット創造に取り組む。