2023年12月期 通期決算は、営業収益3,547百万円、営業利益154百万円、経常利益154百万円、当期純利益102百万円で着地。国内事業、海外事業共に、ビジネスモデルの根幹であるM&A及び事業承継の取組みが順調に推移。営業利益は、先行投資による営業費用の増加等により、前年度比で減少。

当初の業績予想を下回る着地となり、業績予想を下方修正。国内における損害保険から生命保険へのクロスセルが低調となったこと、M&A及び事業承継の候補代理店の大型化や多様化が加速する中、体制強化の先行投資を行ったことが主な要因となった。

直近のトピックとして、①米国Atlanta Office開設。日本国内の事業承継ビジネスモデルを米国で実践したことにより開設に至る。②2024年2月14日の当社取締役会において、ファイナンシャル・ジャパン株式会社の株式を取得し子会社化することについて、基本合意書を締結することを決議。③2025年7月をめどに持株会社体制に移行するための検討を開始。

2024年12月期通期業績見通しは、保険会社との更なる関係強化を図りながら、マーケット拡大に向けた保険代理店のM&A及び事業承継を推進。ファイナンシャル・ジャパン株式会社の株式取得に伴い、2024年12月期の第3四半期以降の連結が変動する見通しとなり、当期連結業績予想に含んでいる。

上場市場

名証メイン

銘柄コード

5836

業種

保険業

事業内容

個人や法人向けに損害保険・生命保険の代理店事業を手掛ける。