経常利益は344百万円、当期純利益は385百万円を計上し、税効果の影響もあり過去最高益を記録

2025年9月期通期決算は、売上高7,131百万円（前年同期比▲4.4％）で着地。主力のSMM事業が若干の減収となったものの、ライブ配信プラットフォーム事業およびその他事業は増収となった。営業利益は349百万円（前年同期比+2,069百万円）と大幅な増益で着地し、黒字転換を達成。前年度に発生した貸倒引当金の影響がなくなったことに加え、構造改革の完遂によるコスト削減効果が寄与した。経常利益は344百万円、当期純利益は385百万円を計上し、税効果の影響もあり過去最高益を記録した。 セグメント別では、SMM事業が売上高6,610百万円、ライブ配信プラットフォーム事業が423百万円、その他事業が97百万円と、ライブ配信およびその他事業が増収。 SMM事業においては、インフルエンサーサービス・SNS広告・インターネット広告販売など3領域で増収を達成し、特にインフルエンサーサービスは528百万円（同+24.9%）、SNS広告は962百万円（同+18.7%）と堅調に推移した。 トピックスとしては、株式会社セレスとの資本業務提携を締結し、TikTokコマース支援やインフルエンサーアフィリエイト事業「WESELL」の展開を加速。また、講談社ViVi事業部と共同で次世代メディア「MYPE」をローンチし、男性市場に特化した新会社「株式会社Men’s B.P.」やCVC子会社「株式会社Buzz Innovation」を設立するなど、新規領域への取り組みを強化した。 その他詳細について、語る。