2025年3月期通期の売上高は6,701百万円(前期比+12.9%)、EBITDAは1,002百万円(前期比▲33.9%)、営業利益762百万円(前期比▲42.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は458百万円(前期比▲36.4%)で着地。売上高は上場来9期連続で過去最高を更新。中長期経営方針「ULURU Sustainable Growth」に基づき、成長投資を継続しながらも全段階利益で通期予想を達成。

SaaS事業においては、「NJSS」「nSearch」「fondesk」「えんフォト」から構成される売上高が堅調に推移し、ARRは52億円を突破。「NJSS」は売上高3,244百万円(前期比+12.9%) となり、引き続き安定した成長を実現。「fondesk」も主要KPIである契約件数の増加や解約率の低減が進んだ結果、売上高は982百万円(前期比+17.8%)となり、引き続き順調な成長を実現した。

一方、BPO事業は大型案件の一部における期ズレの影響で売上成長は鈍化したが、BPaaS型案件の拡大などにより収益性は改善。フォト事業では、AI活用機能やカメラマン派遣比率の上昇により「えんフォト」売上は前期比+17.3%となった。

株主還元については、1株当たり10円の配当(配当性向15.1%)を予定。2026年3月期は1円の増配となる11円を予想しており、累進配当方針のもと安定的な還元を継続。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

3979

業種

情報・通信業

事業内容

BPO事業とクラウドソーシングプラットフォームを保有する強みを生かしたCGS事業を展開。 「NJSS」や「fondesk」「えんフォト」など、様々な業界を支えるSaaSを展開。 労働力不足解決のリーディングカンパニーとして、国内の労働力不足問題に取り組む。

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