2023年3月期 通期業績は売上高4,862百万円、売上総利益3,493百万円、営業利益8百万円で着地。売上高は上場来7期連続で過去最高を更新し、20%超成長を継続。前期を上回る大規模な積極投資を行ったものの、EBITDA及び営業利益は黒字に転換。

事業別ハイライトとして、「NJSS」サービスは、基盤となるサブスクリプション売上高が順調に拡大し、売上高は前期比+19.5%。積極投資を行いながらも、EBITDAは上場来継続して黒字を達成。「fondesk」サービスについては、テレワーク浸透に伴う電話代行需要の増加及びDX化の進行により、売上高は前期比+45.2%。前期を超える積極投資を行ったものの、売上高の成長に伴い、EBITDAの赤字幅は前期から減少した。「えんフォト」サービスでは、物価上昇による消費者マインドの冷え込みがあったものの、園内日常写真の販売が底堅く、売上高は前期比+23.1%。EBITDAの赤字幅は前期比で横ばい。「OurPhoto」サービスの撮影件数は4Qとしては過去最高を更新し、前年同期比+13.7%。「BPO」サービスは、DX需要の高まりに伴うスキャン案件の増加により、売上高は過去最高を更新し、前期比+12.4%。新センターの設立など大型投資を行ったものの、EBITDAは前期比で増益。

2024年3月期 連結業績予想は、売上高6,000百万円、EBITDA1,500百万円、営業利益1,300百万円、経常利益1,280百万円、親会社株主に帰属する当期純利益800百万円で、売上高は2023年3月期に引き続き20%超成長を見込む。中期経営計画のとおり、2024年3月期はEBITDA15億円を目標とし、これまで行ってきた先行投資を抑制する予定。

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上場市場

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銘柄コード

3979

業種

情報・通信業

事業内容

BPO事業とクラウドソーシングプラットフォームを保有する強みを生かしたCGS事業を展開。 「NJSS」や「fondesk」「えんフォト」など、様々な業界を支えるSaaSを展開。 労働力不足解決のリーディングカンパニーとして、国内の労働力不足問題に取り組む。

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