2024年12月期 第2四半期決算は、半導体関連市場の在庫調整継続の中、シェアを 拡大した車載向けが好調、売上高は前年同期比 12.4%増、Non-GAAP中間純利益は16.7%増。売上高は前年同期比(以下同じ) 12.4%増の33,090千米ドル(5,329百万円)、売上総利益は同10.3%増の17,505千米ドル(2,819百万円)。売上総利益率は、販売製品構成比の変化により52.9%と同1.0ポイント低下。営業利益は、同13.8%増の8,462千米ドル(1,362百万円)、純利益は同17.4%増の8,716千米ドル(1,403百万円)、 Non-GAAP指標の純利益は同16.7%増の9,416千米ドル(1,516百万円)で着地した。

セグメント別では、車載カメラ向け半導体は、前年同期比32.8%の増収。24.8百万米ドル(4,005百万円)の売上。新規取引先、新機種での採用の努力が奏功し、全体的に縮小した市場の中で増収を達成した。監視カメラ向け半導体においては、前年同期比23.2%の減収で8.2百万米ドル(1,324百万円)の売上。製品の監視カメラのユーザー需要に回復は見られるが、カメラメーカーの部品在庫はいまだ高水準、部品の追加調達が以前の水準に戻るには2024年いっぱいまで長引く可能性がある。

また、202412月期の業績予想のポイントとして、世界半導体の在庫調整継続(除くAI関連)の影響を受け、半導体市場全般は横這いか微増となる予想の中、当社売上高は10.0%増を予想。今後の成長に向けた積極的な開発投資を計画、利益面は若干の減益を予想している。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

6697

業種

電気機器

事業内容

監視カメラ・車載カメラ用半導体の開発・販売。

RELATED MOVIES