2023年3月期 通期決算は、売上高292億93百万円、営業利益18億96百万円と、過去最高を更新し、当期純利益11億48百万円で着地。

ダイレクトメール事業では既存顧客の取引窓口拡大や新規受注が奏功した一方で、一部の高採算案件終了などにより減益。物流事業では既存顧客を中心に引続き通販出荷案件が取扱いを伸ばすも、 一部大型案件終了と販促支援案件の取扱い減少が影響。セールスプロモーション事業では、新型コロナ関連の事務局運営業務等の受注により大幅増収した。さらに、イベント事業では、新型コロナワクチン接種会場運営業務や、集客を伴う販売促進・スポーツイベントの回復需要取り込みが進み2ケタ増収益となった。

2024年3月期業績予想は、売上高290億円、営業利益16億50百万円を見込む。

特需反動を織り込みつつも、コロナ収束による販売促進ニーズ増加、在宅消費で蓄積された顧客テータのダイレクトメール利用、事業との関連が強いEC通販市場の拡大などを前向きな機会として、受注拡大を図る。
また、今後に向けて「PBR1倍超の早期実現と、2027年3月期末までの時価総額200億円達成」を目標として、3つの対策に取組むこととしている。

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

9782

業種

サービス業

事業内容

ダイレクトメール最大手。企業のCRM支援、プロモーション、イベントに進出。物流受託も展開。