連結売上高は対前年で増加し営業利益は上方修正予想値を超え対前年で大幅に増加

2023年12月期 通期決算の連結業績は、売上高3,758百万円(前年同期比+7.3%)、営業利益203百万円(前年同期比+312.4%)、経常利益201百万円（前年同期比+288.7%）、親会社株主に帰属する当期純利益303百万円（前年同期比+118.2%)で着地。連結営業利益は上方修正予想値を超えるとともに対前年で312.4%の増加（2億円以上の連結営業利益計上は2011年12月期以来12年振り）。売上高は上方修正予想値とほぼ同水準で着地したものの対前年で増加。

2024年12月期 経営指針として、新経営理念の策定と事業セグメントの再編を掲げ、①経営安定化（事業セグメント再編を通じて各事業の方向性や戦略を明確化など）、②経営効率化（業務の自動化、各種ツール利用促進等による生産性向上など）、③戦略的提携・投資（当社ビジネスとシナジー効果が見込めるSaaSサービスを提供するベンチャー企業への出資など）を実施する方針。利便性や安全性を高め、生活の質を向上させるストックビジネスの創出を目指す。

2024年12月期連結業績予想は、売上高については前期ほぼ横ばい、営業利益は＋5.2％の増加を見込む。2024年2月14日に株式会社H2の全株式を2024年４月１日付で株式譲渡により取得することを発表を受けて、現時点においては連結業績予想値に含めず、H2社を取得する本年４月以降で当期の連結業績予想値を修正する予定。詳細について倉林社長が解説。