全セグメント共に過去最高の売上高を記録し、前期比27.3％増収で着地

「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、サーキュラーエコノミー（循環型経済）発展の一翼を担うべく、さまざまな事業を展開してきたマーケットエンタープライズ。

事業内容としては、ネット型リユース事業・メディア事業・モバイル通信事業の3つに分かれる。これらの事業をスピーディーに成長軌道にのせることを目的に、M&Aや事業買収、出資等も積極的に行っている。さらに事業のスクラップ&ビルドも繰り返しながら、常に新たなマーケットを創造すべく事業領域を拡大。

2023年6月期通期の決算概況としては、売上高 15,257百万円、売上総利益 5,820百万円、営業利益 94百万円、経常利益 278百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 290百万円で着地。セグメント毎には計画比で上振れ・下振れがあったものの、全セグメント共に過去最高の売上高を記録し、前期比27.3％増収で着地。営業利益は、売上総利益段階では前期比36.3％の増益も、リユースセグメントが当初計画を下回る実績に留まったこと、および信託型ストックオプションに関わる一時的な販管費の計上があったこと等から当初計画を下回った。

2024年6月期の連結業績計画においては、売上高 200億円、営業利益 8億円を計画。1Q～2Q前半に2拠点の新規拠点開設及びコンタクトセンター増設を行うため、1Qは費用が先行。2Q後半から段階的に利益計上。前回公表の中計における戦略を踏襲しつつ、2023年6月期の遅れを取り戻し、かつ、 投資の継続により2026年6月期には売上高300億円、営業利益20億円の達成を目指す。

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