2023年3月期 通期決算は、売上高2,015百万円(前年同期比+4.3%)、売上総利益668百万円(前年同期比+1.2%)、営業利益182百万円(前年同期比△7.5%)、当期純利益92百万円(前年同期比△32.4%)で着地。厳しい環境が続いたが、売上高は1Qを除き前期比増で推移。人材への先行投資に伴い営業利益は前期比微減も、下半期は増益。

実装サービス利用増と基板製造の単価増で、年度売上は4.3%増加。4Q単体売上高は前年同期比5.9%増、サービス需要が復調に向かい部品実装の利用増 ・年度売上高は主力の基板製造サービスの単価増もあり、4.3%の増加。販管費は4.9%増はトップライン成長のための人材投資 ・繰延税金資産取り崩しにより、▲32百万円の利益調整額を計上。市場環境は改善へ、2023年度中の部品供給正常化に期待。2022年の産業電子機器生産額は前期比96.0%。しかし、電子部品は供給安定の兆候あり、産業機器生産は改善基調へ。

今後の成長戦略としては、新しい事業創出活動に注力するため、代表交代を含む経営体制の変更を実施 「両利きの経営」で既存・新規事業分野の両立を行う。2024年3月期 業績予想では、中堅・大手顧客の開拓による受注拡大を中心に、売上高成長率を10%に乗せる。将来に計画していた人材投資の前倒しを行い、トップライン成長を第一優先とする。引き続き「2030年にありたい姿」実現に向けた長期ビジョンに基づく中期経営計画(第1次~第3次)を実施。

上場市場

プライム市場

銘柄コード

3559

業種

卸売業

事業内容

プリント基板のEコマースサイト「 P板.com」を中核事業とした、”GUGENプラットフォーム”の運営

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