株式会社データ・アプリケーションは、2026年3月期から2028年3月期を対象とした新たな中期経営計画を発表した。前中期経営計画は単体ベースの内容であったが、グループ体制への移行と連結決算への再移行を受け、今回よりグループ全体を見据えた連結ベースの計画となる。

新中期経営計画の中期ビジョンは、「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKの実現」。これを実現するため、「事業領域の拡大・開拓」「収益安定性の向上」「人的資本経営の推進」の三本の柱を事業戦略として掲げている。

計数計画としては、2028年3月期に売上高(連結)60億円(2025年3月期比約2.3倍)、EBITDA(連結)10億円、ROE(2028年3月期目標値)15%以上を目指す。株主還元についても引き続きDOE3.5%水準の安定配当と配当下限額25円を基本方針とし、M&Aや自己株買いなどによる機動的な資本活用も視野に入れている。

新たなグループ戦略のもと、データ・アプリケーションは「つなぐ力をすべての人へ」をキーワードに、フラグシップ・ソリューションとなるクラウド型データ連携プラットフォーム「ACMS Cloud」を市場投入し、クラウド・AI・人材の力を融合させたデジタル時代の価値創出に挑んでいく。

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

3848

業種

情報・通信業

事業内容

企業向けEDIソフト開発で首位。大手SIからの受注が主体。流通、製造向け大。企業内外のデータ連携に関するソフトウェア開発と販売およびコンサルティング。