2025年3月期通期決算は、売上高2,607百万円、営業利益329百万円、経常利益360百万円、親会社株主に帰属する当期純利益268百万円で着地。

前期にあった一過性の特需(大型パッケージ案件)の反動で減収となったが、単体におけるサブスクリプション売上は堅調に推移。また、子会社であるWEEL社の通期寄与や第4四半期での大型案件受注などにより、売上を下支えした。営業利益については、M&A関連費用や人件費等のコスト増が影響したものの、想定の範囲内での着地となった。

2025年3月期は連結決算に移行した初年度であり、個別業績予想は取り下げ、連結ベースでの通期業績予想(売上高2,500百万円、営業利益200百万円、経常利益220百万円)を発表していたが、いずれも予想を上回る結果となった。

また、サブスクリプションモデルへの転換が着実に進行。サブスク比率は約6割となり、今後のストック型収益拡大に向けた基盤が整いつつある。

詳細について、経営企画管理本部長の矢下氏が語る。

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

3848

業種

情報・通信業

事業内容

企業向けEDIソフト開発で首位。大手SIからの受注が主体。流通、製造向け大。企業内外のデータ連携に関するソフトウェア開発と販売およびコンサルティング。