2023年10月期 第3四半期決算は売上高644百万円(前年対比+21%)、営業利益121百万円、当期純利益は81百万円で着地。進捗率は、売上71%、営業利益75%と予想どおりの着地。前年1Qに大型補助金案件があったことにより、売上は前年同期比+21%、営業利益は+22%で着地。上記、大型補助金案件を除くと、 前年対比売上+33%、営業利益+121%で増収増益。

業績推移としては、前期は大型補助金案件を受注した1Qに偏ったが、当期は下期中心に平準化される予定。23/10期売上予想1.1億円に対して68%は契約締結済。第4四半期で残りの32%の新規積み上げが必要。内15%は既存業務提携先と実施予定の共同事業に係るシステムを契約に先行して自社開発中。
契約締結時にはシステムを共同保有することに伴い当期売上進捗率が15%程度上昇する見込み。

中期経営目標達成に向けたAEIの技術ロードマップの進捗として、今期目標の「問合せの一次受付」は技術課題は概ねクリアして、サービスの部分開始の準備段階。 「アクションの自動実行」、「初期導入の円滑化」などの来期以降の技術課題についても本格着手済。 既存業務提携先の4社は、今期は3社が大きく進捗し、1社がエンドユーザーへの展開段階。 その他、 新規業務提携候補の5社と、来期以降に向けて、構想構築・プロジェクト設計を実施中。

また、Upsell Technologies社との資本業務提携により、人とAIのコラボレーションにより、高度なコール センターの運用を実現を目指す。半年~1年の開発期間を経て、マーケットでの導入を想定。

通期業績においては、①「継続的な顧客への売上比率」を一定水準確保して、「売上高成長率」を一定以上にし、「継続性」、「高成長性」の水準を一定レベル以上に維持、②「売上総利益率」 の水準を維持しながらAEI への投資を継続することで、「AEI関連売上比率」、「サービス型売上比率」を向上させ、中長期的に「高成長性」を実現させていく方針。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

5132

業種

情報・通信業

事業内容

人流データによるビッグデータプラットフォームの運営などを手掛ける。