AIレコメンドサービスが堅調に推移し、売上高・営業利益共に前年を上回る

シルバーエッグ・テクノロジーは、AIを用いたマーケティング・サービスを提供している。独自開発のAIパーソナライゼーション技術で、カスタマーライフタイムバリューの最大化を支援する。

2023年12月期 第2四半期決算は、営業収益638百万円(達成率 49.7％)、営業利益60百万円(達成率 121.3%)、経常利益60百万円(達成率 120.7％)で着地。2023年12月期 業績予想は、営業収益1,285百万円、営業利益50百万円、経常利益50百万円を見込む中、営業収益は計画通りに進捗。営業利益・経常利益は計画を大幅に上振れしており、予定を上回るペースで進捗している。国内の物価高や海外経済の減速が景気の下押し要因となるも、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からの社会経済活動の正常化が進み始め、引き続き人材関連の売上が伸長したことに起因している。また、メディア関連やホビー・エンタメ関連ショッピングの利用拡大がプラスに影響した。

トピックスとしては、ニューロープ社のファッションAIと連携した新サービス 「ハッシュタグ・ジェネレーター」 大手アパレル企業に導入決定、AIレコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」、「レコガゾウ」の 導入による高い効果の実現と評価が挙げられる。

今期は前期に引き続き、中長期的な成長に向けた投資期間と位置づけており、営業・製品・新規事業・人材・M&Aの5つの成長戦略への取り組みを加速させ、収益拡大のための投資を継続する。