2023年12月期 第3四半期決算は、売上高1,935百万円(前年同期比+9.9%)、営業利益353百万円(前年同期比-15.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益265百万円(前年同期比-11.8%)で着地。

通期計画に対する進捗率は、売上高:約70%、営業利益:約71%、経常利益:約74%、親会社に帰属する四半期純利益:約75%で着地。売上は通期計画対比で若干の遅れ。利益は順調に推移しており計画水準の進捗。

2023年12月期通期業績予想として、売上高については、MHS事業及びMCS事業についての記載の通り、計画対比若干の遅れが見られるものの、計画線の範囲内であるため、通期計画は引き続き据え置き。MHS事業を取り巻く市場環境は精神疾患を抱える患者数の増加等に伴い、企業及び自治体における従業員のメンタルヘルス課題が顕在化。新規顧客の獲得数は概ね計画通りの水準。一方、既存顧客からの売上の伸びについては顧客側の予算繰りの都合上などの要因で、NRRの伸びが限定的。MHS事業の今期着地は時期ずれが発生する見通し。MCS事業では、新型コロナ関連の通期売上200百万円を計画していたが、第3四半期末時点では125百万円に留まる。一方で、通常案件は200百万円の売上計画に対し順調に推移しており、通期の利益ベースでの達成は実現可能と見込んでいる。

上場市場

グロース市場

銘柄コード

9218

業種

サービス業

事業内容

メンタルヘルスソリューションやメディカルキャリア支援、デジタルマーケティングなどを手掛ける。

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