経営戦略CH.
2022年12月23日
スタンダード市場 9340
アソインターナショナル 阿曽 敏正 代表取締役
「⼈々が健康で明るくなれる社会に」をビジョンに矯正用歯科技工物の製造や販売事業を展開してきた株式会社アソインターナショナル。
1982年創業⼀貫して矯正⽤⻭科技⼯物を製造販売。 ⻭科技⼯物の⽬的は機能回復と審美・未病の2種類。うち、現時点での主流は保険診療も可能な機能回復治療向け。 ⼀⽅、アソインターナショナルが⼿掛ける⻭科矯正装置は審美・未病を⽬的とした⾮主流のポジションであり、矯正治療装置はワイヤー/ブラケット型が⼀般的。現在はアライナー型矯正装置(マウスピース)が急速に普及している。直近10年で⽇本における⻭科診療患者数はほぼ横ばいで推移し、審美・美容を⽬的とする「⻭科矯正」患者の割合は2.4倍に⼤幅上昇。
事業のフローとしては⻭科医療機関より受注し製造販売。ユーザーは⼀般消費者ながら顧客は医院や⼤学などのB2Bビジネス。製造はグループ内で対応する⼀⽅、汎⽤的な製品は協⼒先に外注可能な体制を構築。取引する⻭科医療機関数は2022/6期で6,047院まで増加。コロナ禍で⼀旦調整は⼊ったものの概して取引院数は拡⼤基調で推移。リピーターの増加や⾼付加価値製品の受注が増加により⻭科医療機関当たり売上も直近は急速に上昇。
成長戦略としては、国内マニュファクチャラーから、治療分析データを通じて世界規模で 最適⽣産化を実現する矯正治療のデジタル・コンダクターとなるべく、グローバル⽣産体制、⾼付加価値品へのシフト推進、国内で機械化・ デジタル化に実績、多様なニーズに対応可能な製品群といった強み・特徴を活かし、 より⼤きな市場へ展開。グローバル展開におけるデータプラットフォーム構想などそのほか詳細について阿曽代表取締役自らが語る。
上場市場 | スタンダード市場 |
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銘柄コード | 9340 |
業種 | サービス |
事業内容 | 矯正用歯科技工物の製造や販売を手掛ける。ハワイ、マニラに営業・製造拠点。 |
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