2022年12月期決算は、売上高が前年比+190.5%で着地

2022年12月期 通期決算は、売上高4,631百万円、営業損失▲530百万円、経常損失▲541百万円、親会社株主帰属純損失▲526百万円で着地。日本テレホン社の子会社化により売上高は前年同期比+190.5%と大幅に増加した。2022年は投資の年としており、ショーケース単体としては広告費・人員増等の成長投資を行ったため、計画通り赤字での着地となった。
トピックスとして、SaaS事業の「おもてなしSuite」がサイボウズオフィシャルパートナーに認定されたほか、最重要指標のMRRは順調に増加を続けている。広告・メディア事業では、新メディア立ち上げに注力しており目標数は達成したほか、2023年1月にHamee株式会社と協業でスマホ関連メディアも開始した。また、CI事業部においては新たなVertical SaaS開発の案件が発足し、売上に貢献した。
2023年12月期の連結業績予想について、昨年投資を行った事業での回収やM&Aのシナジー創出により、連結売上高は前年同期比+47.9%の6,852百万円を予想。日本テレホン社ショップ事業売却による影響で売上・利益が減少するため。経常利益は赤字予想であるものの、特別利益により当期純利益は黒字を見込む。