2023年6月期第3四半期決算は、売上高1,648.2億円、営業利益99.8億円、経常利益111.3億円、親会社株主帰属利益42.4億円で着地。世界的な再エネ需要に伴う販売増、地域港湾の停滞緩和。価格転嫁、輸送運賃の低下、売電増(ストック型ビジネス)、為替差益・持分法投資利益等も利益寄与。

太陽光パネル製造事業は売上高、セグメント利益 大幅増。欧米向け 太陽光パネル販売、想定を更に超えて推移。価格転嫁の推進、コンテナ運賃の低下により利益率が向上。また、第4工場(パネル製造)が 本格稼働(2023年1月)。グリーンエネルギー事業は、ストック型ビジネス 着実に推進(自社保有化、安定収益の確保)。茨城県内 太陽光発電所を買収(初年度収入予測:約3.5億円) 。神栖太陽光発電所(茨城県)の稼働開始。PPA事業者として、ノンフィット案件を積極推進。

また、通期連結業績予想の当期2度目の上方修正に併せて、中計最終年度(24/6 期)の 通期連結目標を再上方修正。今後については、24/6期グループ売上2,518.0億円とし、2023年10月竣工予定のセル工場稼働による利益率改善等の影響は、将来見通しが可能となった時点で、改めて目標値の見直しを行う予定。

上場市場

スタンダード市場

銘柄コード

3856

業種

電気機器

事業内容

創業のソフト開発から主力を太陽光発電事業にシフト。建機販売も行う。